瀧澤久仁子コレクション 祈りをつづる染と織「タイの美しい布」展

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千葉市美術館にて6月27日(土)~8月9日(日)まで開催されているタイの美しい布」展。

1989年に北タイ「チェンマイ」に移住した染色家であった故・瀧澤久仁子氏が集めたタイ族の美しい布の数々が191点も展示されている。

タイ=タイシルクのイメージが強いが、タイ北部、山岳部に住む少数民族独自の高度な染・織・刺繍などの技術と美しさ、親から子へ代々伝えられてきたこの手仕事の数々はみごとであり、いったいこの布を織り上げるのにどれほどの時間がかかったのであろうか・・・と本当にため息ものである。

それぞれの民族の生活環境によって織り上げられた布は綿・麻・絹と様々。使用される糸も金糸、銀糸を使ったゴージャスなものもあればシックな色のもの、目に鮮やかなグリーンやオレンジetc・・・。

女性が身につける筒型スカートなどは形はシンプルではあるが、それぞれの民族によって独自の模様の配置が決まっていて民族それぞれの特徴を目にする事ができるので面白い。また模様も伝統模様と言うものがあり、それぞれの模様1つ1つに意味がちゃんとある。

糸を染める事からはじまり、1枚の布に仕上げ、身にまとう布として一つの形にし、さらに装飾がほどこされている小物類などは装飾として使用されるボタン1つにしても一つ一つに細かな手仕事がなされており、ただただ同じ大きさのボタンを並べるのではなく美をとことん追求したデザインになっていてすごくオシャレである。(いつの時代も女性のオシャレ心って変わらない!)

既製服が溢れる現代において、作り手一人一人の個性とオシャレ心、信仰心が込められた染織の作品が並ぶ様は圧巻であった。

是非、千葉市美術館へ!

 

 

 

 

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このページは、kaobenjarongが2009年6月30日 21:19に書いたブログ記事です。

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